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きりきりじぇーぴーのブログ

『白洲次郎 占領を背負った男』

第14回山本七平賞受賞

白洲次郎 占領を背負った男

白洲次郎 占領を背負った男

  • 誠に恥ずかしながら 2006年4月5日オンエアのTV番組「その時歴史が動いた」を見るまでこの人物の存在を知りませんでした。
  • 4月頃この本を入手しましたが、すでに第13刷になっていました
  • よく取材されていると感心します。著者に感服の至り。
  • 読後、もっとも心に残った通商産業省創設」のくだり(抜粋)↓

通産省は戦前の商工省の後身だ”と考えられている向きがあるが、それは大きな誤解である。この通商産業省という役所は、実に、ひとりの男の執念が作り上げた”日本復興”の切り札なのである。それが白洲次郎だったということは意外と知られていない。GHQとあれほどの死闘を繰り広げた次郎からすれば不満かもしれないが、日本の歴史を振り返ってみたときに、白洲次郎という人物の最大の功績は、まさにこの通商産業省を創設したことに尽きると言っていいだろう。

更に読後感追記:

  • 現在の憲法は、日本人の日本人による日本人のための憲法でないことが、その成立過程でわかる。(敗戦国は占領軍に占領されていたのだからあたりまえか。進駐軍といえば耳障りはよいが要は占領軍でしょ)
  • 左側の人達がそれでも護憲だという。平和ボケの極楽とんぼ。しかもそのオピニオンリーダーの中に帰化した人達が日本人として....
  • おなじ第二次世界大戦敗戦国、イタリア、ドイツと比べて....